知っておきたい変形性膝関節症の知識

知っておきたい変形性膝関節症の知識

なぜ変形性膝関節症になるの?

変形性股関節症は1000万人近いと言われている国民病です。

さらに、東京大学の医学部が研究したデータでは、4000万人近い人が変形性膝関節症の予備軍だそうです。

このデータはレントゲンで見た時に膝の関節の軟骨がすり減って、関節が狭くなっている人の数ですので、変形性膝関節症は「軟骨の減少が原因」という考えに基づいていると考えられます。

この点には異論があるので、気になる方はコチラをご覧ください。

変形性膝関節症の原因として、最初に考えられるものが

「筋力の低下」です。

二足歩行で重力に逆らって歩く人間の膝には大きな負担がかかります。

右足・左足・右足・左足と片足ずつ交互に体重を支えているのですから、大きな筋力が必要になります。

この、体重をささえている太ももの筋肉が,年齢とともに力をなくしてくると、膝に負担が掛かります。

もう一つが、肥満です。

階段を降りる時、膝には体重の6倍ものショックが加わります。

だから、体重が1キロ増えたら6キロもショックが増えるわけです。

ですので、変形性膝関節症になって病院にいったら

「体重を3キロ減らしましょう」

と言われる事が多いのですが、実際に効果が大きいのはそのためです。

軟骨の減少は変形性膝関節症の原因ではない!

テレビでも「膝にはグルコサミン」「コンドロイチンが〜」みたいな謳い文句のCMがありますし、

お医者さんでも「軟骨が減ってますね」「加齢で膝関節がすり減っています」という説明を受けることが多い、変形性膝関節症。

ですが、実際には軟骨の減少は変形性膝関節症の痛みの原因ではないことが多いのです。

痛みを感じる神経のセンサー(ポリモーダル受容器)は、関節にはありません。

どこにあるかというと、筋肉を包んでいる筋膜(きんまく)の中に存在します。

で、膝の痛みはこの筋膜と筋肉がひっついて固くなる場所で起こります。

この、筋膜と筋肉がひっついて固くなっている場所をトリガーポイントと言います。

トリガーポイントは、最近、「たけしのみんなの医学」などでも取り上げられた「痛みの引き金」になるツボのことです。

Y・Kさん(49歳・男性・仮名)の悩みは、慢性的なお尻の痛み。座っていると、お尻から足にかけて痛み出し、どうしようもなくなってきたという。痛みのせいで今や家での食事も椅子に座らず、立ったまま食事をとることが多く、食後はすぐに横になるのだという。これまでに肛門科や整形外科など4つの病院に通い、徹底的な検査を受けたが、痛みの原因は不明。不安な日々を過ごしてきた。

そして今年8月、北原先生の診察を受けることになったY・Kさん。診察を始めた北原先生は、「夜、痛みで目が覚めるかどうか?」を尋ねた後、Y・Kさんの下半身の筋肉の固さに注目。彼の臀部周辺を指で押し始めると、Y・Kさんは強い痛みに悶絶する。実はこれこそ痛みを引き起こしていたトリガーポイントで、結局Y・Kさんの臀部周辺には20ヶ所以上ものトリガーポイントがあることがわかる。

引用「たけしのみんなの医学」HPより

このように、骨や関節ではなく、筋肉に痛みの原因があるのです。

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この図の赤い点のあたりに痛みを感じる方は、バツじるしのポイントをギューっと押して下さい。

もし、普段感じてらっしゃる膝の痛みが再現されたら、あなたの膝の痛みは「内側広筋」という筋肉が疲労していることが原因です。

その他の膝のトリガーポイント

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大腿直筋のトリガーポイント

05-2img030大腿二頭筋のトリガーポイント

こうしたトリガーポイントをおさえて膝の痛みが再現できたなら、当院の変形性膝関節症治療がお役に立てると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軟骨は変形性膝関節症の犯人じゃない?